俳句検索システム

現在、 23,632 の文書がインデックス化され、 73,645 個のキーワードが登録されています。

インデックスの最終更新日: 2003-01-01

検索式にマッチする 3313 個の項目が見つかりました。

すずむしの啼きそろひたる千ぐさかな 加賀-桃妖 俳諧撰集「有磯海」

こがらしや廊下のしたの村雀 越中-夕兆 俳諧撰集「有磯海」

すりこぎに取つく老の寒さかな 野明 俳諧撰集「有磯海」

あらし山猿のつらうつ栗のいが 野明息十一歳-小五郎 俳諧撰集「有磯海」

すすはきやかしらをつつむ港紙 彦根黄逸 俳諧撰集「有磯海」

ちりしほやはぜうる里の梅の花 許六 俳諧撰集「有磯海」

さみだれや棹にふすぶる十団子 左柳 俳諧撰集「有磯海」

たけのこや皮つき強し甲武者 智月 俳諧撰集「有磯海」

のら猫の声もつきなや寒のうち 浪化 俳諧撰集「有磯海」

くる音は麦わらかづく水鶏かな 伊賀-玄虎 俳諧撰集「有磯海」

すゞしさのこころもとなし蔦漆 丈草 俳諧撰集「有磯海」

おろおろとむかへば月の御光(ごこう)かな 智月 俳諧撰集「有磯海」

しぐるるやもみ(紅)の小袖を吹きかへし 去来 俳諧撰集「有磯海」

しら魚のすべり馴れたる碇かな 木導 俳諧撰集「有磯海」

しら魚に透ても見えよ胸の隈 曲翠 俳諧撰集「有磯海」

ちかづきになりてくつろぐ花見かな 正秀 俳諧撰集「有磯海」

くち切やことし作りしふくべ共 木導 俳諧撰集「有磯海」

あやめ草茶師のよろこぶ節句かな 木枝 俳諧撰集「有磯海」

しかるべき松原も有りむめの花 如行 俳諧撰集「有磯海」

あるほどの節句仕舞うて月見かな 江戸-八桑 俳諧撰集「有磯海」

あつらへの天気なりけり花曇 史邦 俳諧撰集「有磯海」

ただ一つ簗に落たる蛍かな 越中少年-鹿也 俳諧撰集「有磯海」

おくれじと木僅の花のみだれ咲 士芳 俳諧撰集「有磯海」

おく霜に声からしけり物狂(ぐるひ) 大阪-呑舟 俳諧撰集「有磯海」

しがみつく力やのこす蝉のから 此筋 俳諧撰集「有磯海」

いつしかに稲を干す瀬や大井川 其角 俳諧撰集「有磯海」

ならべ置膳に薺の響きかな 我峯 俳諧撰集「有磯海」

すずしさや水の流の畠形 蘇葉 俳諧撰集「有磯海」

から鮭の目面も見えず舟の雪 正秀 俳諧撰集「有磯海」

すずしさや折つて見せたる生鰯 臥高 俳諧撰集「有磯海」

うしろより戻りかゝれば鳴く水鶏 半残 俳諧撰集「有磯海」

うら盆や家の裏とふ墓参り 伊賀-卓袋 俳諧撰集「有磯海」

ぬり笠に花の末打つあらしかな 来几 俳諧撰集「有磯海」

うき人の袖引きやぶる案山子かな よみ人しらず 俳諧撰集「有磯海」

はだれ雪ひらりとしてはみそさざい 伊賀-祐甫 俳諧撰集「有磯海」

しぶがみに瓜の匂ひや市明り 夕兆 俳諧撰集「有磯海」

つつくりと雉子づくなるや木瓜の花 露川 俳諧撰集「有磯海」

こがらしや明星濡れて三保の松 空芽 俳諧撰集「有磯海」

すずしさや瓜ふむ闇の畦伝ひ 支考 俳諧撰集「有磯海」

くらがりにいちご喰ひけり草枕 史邦 俳諧撰集「有磯海」

からむしのあとから蕎麦の二葉かな 浪化 俳諧撰集「有磯海」

いずまひをふっとなをすや鹿の声 蘇葉 俳諧撰集「有磯海」

うたたねをこかし入れけり蚊屋の内 車来 俳諧撰集「有磯海」

いのししのやぶほりかへす野蒜かな 野明 俳諧撰集「有磯海」

いきかひに根もなき市の時雨かな 正秀 俳諧撰集「有磯海」

さみだれの空吹きおとせ大井川 芭蕉 俳諧撰集「有磯海」

こがらしや天井張らぬ堂の内 林紅 俳諧撰集「有磯海」

かはゆさや雪を負ひねてかへる猫 膳所-堀江氏妻 俳諧撰集「有磯海」

すかすかと西瓜切るなり秋のかぜ 伊賀-陽和 俳諧撰集「有磯海」

なき出して米こぼしけりいな雀 智月 俳諧撰集「有磯海」

うしなはで落穂を焚くや大師講 可南 俳諧撰集「有磯海」

おしよせてたばぬる程の柳かな 探芝 俳諧撰集「有磯海」

とぎ立る庖丁すずし簀子縁 其継 俳諧撰集「有磯海」

かし家や花のさかりに門の錠 風睡 俳諧撰集「有磯海」

ねこ鳥の山田に移るあられかな 正秀 俳諧撰集「有磯海」

いつそうに喚いてかへる寒さかな 膳所-点吹 俳諧撰集「有磯海」

あさがほや宵の蚊遣りの焼ぼこり 膳所-昌房 俳諧撰集「有磯海」

こがらしの尻吹きすかす素(す)鞍かな 野明 俳諧撰集「有磯海」

かんせきに四足そろゆる小鹿かた 彦根-*村 俳諧撰集「有磯海」

あつさをもしのぎつけけり稲の花 膳所-游刀 俳諧撰集「有磯海」

「考ふる葦」のうつしみ月光にあり 篠原鳳作

「眼鏡はどこに」うたにして妻おぼろかな 加藤楸邨

海霧来去り碑が「しらじらと」輝くよ 赤城さかえ

「トガナクテシス」蛇か僕薫風裡 楠本憲吉

寒く剃り寒く呟やく「還暦か」 楠本憲吉

新涼や「死んで貰う」と高倉健 楠本憲吉

「河」いかになりゆくらむや栗を掌に 角川源義

日記一行「唐辛子日に簇(むらが)れり」 中島斌雄

「花は変」芒野つらぬく電話線 赤尾兜子

暖や辞書第一ページに「愛」 安住敦

夕牡丹「今生我身二つ無し」 安住敦

「孔雀売ります」と春のこの首里に 横山白虹

孫とはこれか総身「小さき運動会」 中村草田男

まさしくけふ原爆忌「インデアン嘘つかない」 中村草田男

「日の丸」が顔にまつはり真赤な夏 中村草田男

浮浪児昼寝す「なんでもいいやい知らねえやい」 中村草田男

「赤」の題出されて咲くか姫椿 中村草田男

父はみな「工人ヨゼフ」帰雁ひそか 中村草田男

桃源郷の帰車やますます「灯の海」へ 中村草田男

残雪や「くれなゐの茂吉」逝きしけはひ 中村草田男

壁くらく「月落」の詩につきあたる 富澤赤黄男

霧の中「ゐるか」と男牛を呼ぶ 星野立子

「月光」旅館開けても開けてもドアがある 高柳重信

夜霧あああそこより「ねぇ」と歌謡曲 高柳重信

雪の夜長き「武蔵」を終わりけり 徳川夢声

恵まれていても不満が首を上げ 渡辺昇ル 「オール川柳」平成九年十二月号

鰯の背我が背を走る青光り いとう岬 「オール川柳」平成九年十二月号

影法師過去が重たい日もあろう 牛尾緑良 「オール川柳」平成九年十二月号

酔眼に妻がおんなに見えてくる 伊藩翠庵 「オール川柳」平成九年十二月号

居酒屋の隅に渡せぬ席がある 岩間一虫 「オール川柳」平成九年十二月号

脳死論欲しい部品が山とある 上田仁 「オール川柳」平成九年十二月号

介護保険の先着順に並んでる 上野楽生 「オール川柳」平成九年十二月号

友達で居るように今はホツとする 井原みつ子 「オール川柳」平成九年十二月号

武器にした涙がすぐに出てこない 入口とみを 「オール川柳」平成九年十二月号

この街が好きで空き缶また拾う 上原ひろお 「オール川柳」平成九年十二月号

桜散るように散骨してほしい 射場昭一 「オール川柳」平成九年十二月号

秋の文つらつらつらと今を書く 井上信子 「オール川柳」平成九年十二月号

なにごとも影絵で見分けることにする 若山大介 「オール川柳」平成九年十二月号

メルヘンが私と歩く森の中 岩柳胡風 「オール川柳」平成九年十二月号

逆らわぬことで流木生きている 渡辺史郎 「オール川柳」平成九年十二月号

Current List: 2501 - 2600
Page: [prev][1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [next]

この全文検索システムは Namazu v2.0.12 によって構築されています。