俳句検索システム

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インデックスの最終更新日: 2003-01-01

検索式にマッチする 3313 個の項目が見つかりました。

蓑笠も世に足る人や冬籠 尾張-露川 俳諧撰集「藤の実」

朝露のいざり車や草の上 素牛 俳諧撰集「藤の実」

しら浜や犬吠えかかるけふの月 丈草 俳諧撰集「藤の実」

有明に成りてたびたび時雨かな 許六 俳諧撰集「藤の実」

雁ゐるやたつべ乾したる門の前 鞭石 俳諧撰集「藤の実」

待宵の梨や今宵の享主ぶり 酒堂 俳諧撰集「藤の実」

食櫃に匂ひも移せ蘭の花 伽孝 俳諧撰集「藤の実」

たまさかに色付く物や柚の落葉 亀柳 俳諧撰集「藤の実」

藁焚けば灰によごるる竈馬かな 丈草 俳諧撰集「藤の実」

士亀(どち)突くや岸におり立つ三の月 尾張-素覧 俳諧撰集「藤の実」

蛩(きりぎりす)すぐり藁する月夜かな 酒堂 俳諧撰集「藤の実」

七夕に出でて兎も野をかけれ 酒堂 俳諧撰集「藤の実」

雫垂る磯の鼡やけふの月 膳所-里東 俳諧撰集「藤の実」

八橋や刈田の水のおち所 能州七尾-探吟 俳諧撰集「藤の実」

下手のさす船もあぶなやけふの月 宵烏 俳諧撰集「藤の実」

葭垣や風に木の葉の一たまり 蓑立 俳諧撰集「藤の実」

名月や誰れ忍ばるる琵琶の家 車庸 俳諧撰集「藤の実」

居待月起きて守らん枕挽(ひき) 大津尼-智月 俳諧撰集「藤の実」

盃の開眼せばやけふの月 之道 俳諧撰集「藤の実」

森下は木の根にあるる月見かな 蓑立 俳諧撰集「藤の実」

かづら子の髪にささばやうす紅葉 女-何南 俳諧撰集「藤の実」

送火は乾かすものを袖の露 巴流 俳諧撰集「藤の実」

竹の葉やひらつく冬の夕日影 素牛 俳諧撰集「藤の実」

時雨るるや古き軒端の唐辛子 炉柴 俳諧撰集「藤の実」

冬旅や足あたたむる馬の首 大津-**(がが) 俳諧撰集「藤の実」

名月や水底濁す四つ手網 亀柳 俳諧撰集「藤の実」

くろみ立つ沖の時雨や幾所 丈草 俳諧撰集「藤の実」

まつ宵や招き合ひたる田打蟹 車庸 俳諧撰集「藤の実」

枝々に別るる秋や唐辛子 酒堂 俳諧撰集「藤の実」

稗の穂や塀掛け渡す岨畑 ぜぜ-野径 俳諧撰集「藤の実」

名月や何に驚く雉の声 京-示右 俳諧撰集「藤の実」

水瓶や場(には)かたまらぬ冬椿 酒堂 俳諧撰集「藤の実」

山雀の里に出て鳴く荏胡麻かな 車庸 俳諧撰集「藤の実」

朝月の柴栗つたふ撓へかな 柴車 俳諧撰集「藤の実」

山雀や朝寝して出る竹の縁 ぜぜ-游刀 俳諧撰集「藤の実」

門さきやしぐれにたたむ酒莚 史庭 俳諧撰集「藤の実」

神田(みとしろ)も刈り揃ひたる日並かな 大阪-炉柴 俳諧撰集「藤の実」

一通り猪の牙の跡の薄かな 之道 俳諧撰集「藤の実」

一時雨ぬれぬはあらじ淀堤 蓑立 俳諧撰集「藤の実」

雁啼くやから尻つなぐ朝くらみ 加州-巴水 俳諧撰集「藤の実」

冬の夜や火の影細し綿車 大阪-本好 俳諧撰集「藤の実」

秋風に耳の垢とれ渡し守 去来 俳諧撰集「藤の実」

繩ふしの猶気結りや木槿垣 芦角 俳諧撰集「藤の実」

せせなぎの端とり廻す木槿かな 貝寿 俳諧撰集「藤の実」

七夕やまづ寄りあひておどり初(ぞめ) 素牛 俳諧撰集「藤の実」

其の藤の古根や秋のやどり草 荷兮 俳諧撰集「藤の実」

蟷螂の小肱(かいな)とらん今日の月 酒堂 俳諧撰集「藤の実」

かき立つる灯うすし魂まつり 大阪-李門 俳諧撰集「藤の実」

蛩(きりぎりす)あまりに近し竈(へつい)もと 酒堂 俳諧撰集「藤の実」

有明や出立ちに居(す)わる男泣き 里東 俳諧撰集「藤の実」

石原や鮠の腸(わた)ぬく萩の花 貝寿 俳諧撰集「藤の実」

鵯に立ち別れゆく行脚坊 正秀 俳諧撰集「藤の実」

露萩もおるるばかりに轡虫 越人 俳諧撰集「藤の実」

竪横にはざ(稲架)かけ渡す門田かな 嶋枝 俳諧撰集「藤の実」

名月や猫の掻き付く床ばしら 志用 俳諧撰集「藤の実」

田の肥(こえ)に藻や刈り寄する磯の秋 素牛 俳諧撰集「藤の実」

化(あだし)野や蛇の衣(きぬ)ふく秋の風 野童 俳諧撰集「藤の実」

秋の田や刈しほ見舞ふかかり人(うど) ぜぜ-昌房 俳諧撰集「藤の実」

こわ高に鹿驚(かがし)の中の鶉かな 史庭 俳諧撰集「藤の実」

俤のむき栗白し雨の月 露言 選集「板東太郎」

雛の帝酒やことぶく今朝の花 露沾 選集「板東太郎」

宿ぞあやめ伽羅の大橋酒の池 露浩 選集「板東太郎」

堂前や日数の矢尻年の暮 露章 選集「板東太郎」

さかやきをもむ手に深し朝の霧 沾葉 選集「板東太郎」

世なりけり木曽の梯(かけはし)河豚汁 露沾 選集「板東太郎」

綿子こそ添寝はなれぬ朝の床 露言 選集「板東太郎」

散供櫃に蜘蛛のゐ(糸)淋し神無月 露章 選集「板東太郎」

しのぶ山どやつて通ふ頭巾もがな 和鶴 選集「板東太郎」

又かしまし蚊の声明て木挽町 露言 選集「板東太郎」

枕継ぐ若女房やふぐと汁 和石 選集「板東太郎」

世ぞ今宵かゝ(嬶)がむか腹宿の月 露浩 選集「板東太郎」

山よさらに時鳥は居ず角頭巾 沾葉 選集「板東太郎」

菊や今朝人魚のせこし引鶴 露治 選集「板東太郎」

声まだるし上戸のおりべ郭公 露言 選集「板東太郎」

歯固や千代見む巌みがき砂 茗風 選集「板東太郎」

帰る桜錦ぞ頭巾都入 露沾 選集「板東太郎」

御忌也けり関八州の大廻向(だいえこう) 露沾 選集「板東太郎」

上野かなからだ預くる花の暮 露沾 選集「板東太郎」

釣鰹五戒はいかに禅徳寺 沾葉 選集「板東太郎」

雲ぞ帯筋繻子匂ふ山西瓜 露沾 選集「板東太郎」

鮮桶や玉笹埋づむ谷の雪 露遊 選集「板東太郎」

おく耳に声の数など子規 露山 選集「板東太郎」

落人の碓氷箱根や野路の雪 和鶴 選集「板東太郎」

今朝ぞしる狐渡って氷鮒 沾葉 選集「板東太郎」

別れ告し声のあまりか諌鼓鳥 露言 選集「板東太郎」

かか(嬶)思ひ菜摘水汲真木割けり 沾葉 選集「板東太郎」

鹿の音や里に落来るぬり足駄 露沾 選集「板東太郎」

咲く花の遠目知人や峯の雲 露山 選集「板東太郎」

白酒を富士の詠や公家雛 露言 選集「板東太郎」

思ひ二郎いはねばこそあれ岩つつじ 露言 選集「板東太郎」

へい起うへい春なれやなれや春 露沾 選集「板東太郎」

霜なまこあすは雪とぞふりなまし 露言 選集「板東太郎」

雁門や鯨さばしる五月雨 露沾 選集「板東太郎」

軒ぞ砂糖もみぢの莚餅 露沾 選集「板東太郎」

五月雨や思はぬ川瀬桐油舟 沾葉 選集「板東太郎」

神鳴の腹がはりなり雪女 沾木 選集「板東太郎」

神国や風やはらぐる春木大夫 露夕 選集「板東太郎」

枯てだに火にくばりけり大名萩 露夕 選集「板東太郎」

都の春四方の出茶屋の秋なりけり 露泊 選集「板東太郎」

石川骨是も女の風なりけり 和鶴 選集「板東太郎」

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