付木に書いた句　一茶は夜中ふと思いつく句を書き留めた

一茶筆　賀六十自画賛　「賀六十　目出度さはことしの蚊にも喰れけり　人も一茶」

一茶筆　「五月雨や胸につかえるちゝふ山」

一茶筆　自画賛　「鳩いけんしていはく　梟よつらくせ直せ春の雨」

一茶筆　自画賛　「けふからハ日本の雁そらく二寝よ　松も一茶」

西鶴大矢数　延宝８（１６８０）年５月生玉の社頭で試みた
「天下矢数二度の大願四千句」を発句とする一日四千句の矢数俳諧

西鶴筆　自画賛十二ヶ月　正月「君か春やまんさいらく萬歳楽」

  西鶴短冊　「大晦日さためなき世の定かな」

宗因賛西鶴画　花見西行偃息図

花のもとに楽寝する西行の姿を西鶴が描き宗因が
「なかむとて花にもいたし首の骨」の句を添える