成美筆　自画賛　「寒声を鬼もきけとや羅生門」

秋成筆　句一行物　「春の雲行々鶴におくれたり　無腸行年七十四歳」

小西来山句貼付屏風
門人に依頼され病中に揮毫した料紙を二枚ずつ六曲に貼りつけたもの
上　「三味線も小哥ものらすむめのはな」
下　「精進すなといハれし親のひかん哉　あかねさす日にあらそふや藍作り..」

樗良筆　自画賛巻　山寺　「山寺や誰もまいらぬ涅槃像」

闌更筆　墨休自画賛　「ひとりゐれはすゝミの留主もすゝしけれ」

蝶夢筆短冊　「秋雨や読戻りたる須磨の巻」

大江丸短冊　「天地の心まとめて四月かな」

  馬琴筆短冊　「きのふ見し花にたよりや返しかさ」

　　鬼貫筆　大字一行物　「によつほりと秋の空なる富士の山」