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筆まか勢

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[ 夜神楽 ]
昨夜は月煌々。
鎌倉八幡宮で暖冬の御神楽をみた。
夜神楽と云へば 高千穂を思うのだが。
里神楽と御神楽の違いがいまだに釈然としない。
宮中と鄙びた里ぐらいの違いは判るが舞の細部
についてはその差違が模糊としている。
鎌倉のそれは御神楽(みかぐら)に近いもので
下卑たところがないと想像する程度である。
歳時記の例句をみるとおもしろおかしげな里神楽系統
のものが圧倒的に多い。
粛然とした面持ちのものはすくない。
鎌倉のそれは粛然としていた。
御神楽(みかぐら)の系統に近いものでは・・・とおもう。

神遊び笛はしゃかりき月のもと


2004/12/17(金) 晴れ


[ 先達の句 ]

引きすすむ大根の葉のあらしかな 白雄
水仙が水仙をうつあらしかな  矢島渚男  船のやうに

先にも狩行句で先達の句が後進に与えるヒントを見てきたのだが
上例も その感がありそう。

2004/12/07(火) 晴れ


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[ 管理者:高澤良一 ]


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