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宮津さん
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宮津さん
宮津さんが過日亡くなった。当日 俳人協会新年会に出席の句会 仲間
林香燿子さんより連絡を受け いささかショックであった。
というのも 最近の宮津さんの病状を知っていなかったからである。
通夜 本葬はこちらの身体の具合もあり欠席。
宮津さんの俳句はといえば
先づ
霜旦の鶏鳴悲鳴にも似たり
が来て
パラリと一村大粒に日と金盞花
がくる。
特に 後句は 確か 立風書房の中堅俳人シリーズだったかで
高柳重信が推奨していた一句で 私もこれが代表句とおもう。
画家 雪舟に 天橋立図 がある。この絵の特徴は 天橋立をあたかも上空の鳥の目
の位置から俯瞰したものとして有名である。
掲句のそれも 全くそれと同等。
房総半島 上空の一点から 眼下の花菜村を俯瞰したもの。
合掌
2011/02/01(火)
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